マレーシア機の捜索困難、レーダー報告の食い違いで―米紙

Record China    2014年3月14日(金) 19時41分

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12日、消息を絶ったマレーシア航空機の捜索が難航している理由の1つとして、レーダー報告の食い違いがある。

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2014年3月12日、米ウォール・ストリート・ジャーナル中国語サイトは、消息を絶ったマレーシア航空機の捜索が難航している理由の1つとして、レーダー報告の食い違いがあると指摘した。13日付で中国新聞社が伝えた。

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飛行ルートが確定できずにいる状況下での捜索活動は困難を極めている。マレーシアとベトナムの間の海域からマラッカ海峡北部の海域まで捜索範囲を拡大したが、機体の痕跡は一切発見されていない。同機に一体何が起こったのかは依然不明であり、レーダーによる同機の飛行ルートの追跡報告が食い違っている。マレーシア民間航空局のラーマン局長は「8日午前1時21分に2次レーダーから消え、1時30分に1次レーダーから消えた」と発表した。

国際的慣行同様、マレーシア空港管制センターは、航空機の機体に当てた電波が反射して戻ってくる間の時間差と、レーダーの回転角度で航空機の位置を割り出す1次レーダー(空港監視レーダー)と、航空機に搭載した機器と交信して便名と高度を知る2次レーダーを使用している。

航空専門家によれば、1次レーダーよりも監視範囲の広い2次レーダーから先に同機の姿が消失したのは「不可能なこと」だという。マレーシアには空軍の防衛レーダーシステムと民間の航空交通管制システムがあるが、飛行ルートはいまだに特定できていない。(翻訳・編集/本郷)

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