チップに力を入れただけでなく、単一の機種で天下を取ったアップルは細分化された市場にも手を打った。たとえばこれから発売される「iPhone12 Pro Max」は、動画の撮影・処理機能を強化してプロのニーズに応える。5.4インチモデルの「iPhone12 mini」は、重量133グラム、厚さ7.4ミリと現在の市場で最もコンパクトな5Gスマホで、既存の大勢のアップルユーザーの買い換えニーズに応えるだけでなく、コンパクトな端末を好む消費者にも人気が出そうだ。現在、市場に出回る5Gスマホのディスプレーはどれも6インチ以上あるので、細分化された市場の中でアップルにライバルはほとんどいない。
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