Record China 2007年6月1日(金) 12時1分
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先日、レコードチャイナは河南省シン陽市で、「ひったくり犯は即射殺!」という過激な垂れ幕をかかげたパトカーを報道した。追加取材の結果、この過激標語は市警察全体のものと判明した。
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先日、レコードチャイナは河南省シン陽市で、「ひったくり犯は即射殺!」という過激な垂れ幕をかかげたパトカーを報道した。乗っていた警官は確かに拳銃を携帯し、取材にもひったくり犯への発砲を否定しなかった。
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31日、レコードチャイナはシン陽市警察を訪問、市警察の見解を取材した。市公安局・張雨(チャン・ユー)副局長の応答にカメラマンはびっくり仰天。なんとあの過激標語は、パトカー1台のものではなく、市警察全体で採用されているもので、4月末から市警が所有する全てのパトカーにあの標語が貼られているのだとか。張副局長は、夏に増えるひったくり犯の抑止のために標語を採用したと語り、「シン陽市で犯罪を犯した奴は逃げられると思うなよ、見つけたら即発砲、だ」と豪語した。この標語の抑止効果か、採用以降一件のひったくり事件も起きていないのだとか。***
この「危ないデカ」の報道を受け、ネットでは議論が沸騰。「犯罪者には厳罰を!」との賛同意見もあるが、「警察には犯罪者の生死を決める権利はない」「とても法治国家の標語とは思えない」との批判が大勢を占めたようだ。(翻訳・編集/KT)
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