少子高齢化に苦しむ韓国、政府対策よりも効き目がある縁起担ぎ―韓国紙

Record China    2014年3月10日(月) 7時30分

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8日、朝鮮日報中国語電子版は記事「寅年にアップ午年にダウン、韓国の出生率と干支の影響」を掲載した。少子高齢化に苦しむ韓国。政府の対策以上に霊験あらたかなのが伝統的な縁起担ぎだ。

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2014年3月8日、朝鮮日報中国語電子版は記事「寅年にアップ午年にダウン、韓国の出生率と干支の影響」を掲載した。

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日本以上のハイペースで少子高齢化が進む韓国。05年には景気悪化と就職難の双子の圧力のもと、出生率1.08、新生児数43万人と史上最悪を記録した。ところが経済状況は変わらないのに06年には一気に結婚ラッシュ、出産ラッシュが到来。新生児数は前年比4万5000人の増加を記録した。

その背景にあるのが伝統的な吉祥を尊ぶ風習だ。2000年のミレニアムも縁起のいい年だったが、06年の双春年(旧暦の1年間に2回立春がある年)も結婚すると夫婦円満で家庭に幸運が訪れるとして、結婚ブームを呼び寄せた。

他には干支も重要だ。一般に60年周期の六十干支で占われ、近年では07年の金豚年、10年の白虎年、12年の黒龍年が縁起のよい年として出産数を押し上げている。政府は少子高齢化対策にさまざまな施策を導入しているが、その効果は縁起物に負けているというのが実情だ。(翻訳・編集/KT)

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