世界初の野生復帰パンダが死ぬ、1年と持たず―四川省臥龍自然保護区

Record China    2007年6月1日(金) 8時3分

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2007年5月31日、世界で初めて野生に返された飼育パンダ「シャンシャン(祥祥)」が死んでいたことがわかった。3年間の野生化訓練を受け、昨年4月に野生に返されたが、今年2月、死んでいるのが発見された。写真は野生に返された時のシャンシャン。

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2007年5月31日、昨年4月に世界で初めて野生に返された飼育パンダの「シャンシャン(祥祥)」が今年2月に死んでいたことがわかった。

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シャンシャンは2001年8月に四川省の臥龍パンダ保護研究センターで生まれた5歳の雄パンダ。2003年7月から約3年間に渡って段階的に野生化訓練を受けてきた。***

2006年4月28日、野外で生存できる能力が備わったと判断され、野生に返されることとなり、パンダ保護研究センターから10kmほど離れた場所にGPS首輪をつけて放された。同地区には4頭の野生パンダが生息している。

今年2月19日、シャンシャンが雪の中で死んでいるのが発見された。野生パンダと食物の奪い合いか縄張り争いをした際に、高い場所からすべり落ちて死んだものと見られている。(翻訳・編集/藤野)

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