2014年2月27日、韓国ドラマ「星から来たあなた」の最終回がインターネットで放映され、多くのファンが夜更かしして視聴した。福建省アモイのある化粧品会社の関係者がミニブログで明らかにしたところによると、同社では同ドラマを見るためにと従業員に半休か1日の休暇を与えたという。四川在線が伝えた。

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四川省成都のある会社の社長も、従業員の中にファンが多いことを知り、ファンが半休をとることを許可しており、ネット利用者からは驚きの声が寄せられている。

成都のある会社は同社のミニブログで27日午後、従業員の中に韓国ドラマ「星から来たあなた」のファンが大勢いることをふまえて、翌日午前に従業員が半日休暇を取ることを許可し、「社長が当番にあたる」と書き込んだ。

同社の責任者、魏盛傑（ウェイ・ションジエ）さんは1980年生まれ。以前は日本ドラマのファンで、木村拓哉が出演するドラマに傾倒していた。今年の春節（旧正月）以降、妻が韓国ドラマ「星から来たあなた」のファンとなり、週末に家で料理をしている時は台所に携帯電話を持ち込んでドラマを見ながら料理するようになった。

魏さんは会社の従業員が妻と同じように同ドラマにはまっているのを見て、「彼らの気持ちもわかる。私もテレビドラマにはまったことがあるからだ。だから休暇を与えた」と話した。従業員の一部が半休をとっても会社の運営には支障はないといい、「私は休まないから、何かあったら私が対応できる」と述べた。

韓国ドラマ「星から来たあなた」は2カ月以上、最も人気を集めた話題となり、ファンたちはチョン・ソンイとト・ミンジュンの生活に共感し、この2人に惚れ込んだ。28日のドラマ最終回では、多くの人がまるで良書の最後の1章に期待をふくらましながらも、終わってしまうのを惜しむような気持ちを持った。ハッピーエンドで終わったこのラブストーリーは多くの人の心に忘れがたい思い出を残した。（提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/TF）