タイの石油精製大手バンチャック・ペトロ、日本での太陽光発電事業を計画

Record China    2014年3月2日(日) 19時44分

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26日、タイの石油精製大手のバンチャック・ペトロは、2013年の税引き前利益に特別損失、支払い利息、および減価償却費を加味した額(EBIDA)が93億5000万バーツ(約292億円)に上ったと記者会見で発表した。

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2014年2月26日、タイの石油精製大手のバンチャック・ペトロは、2013年の税引き前利益に特別損失、支払い利息、および減価償却費を加味した額(EBIDA)が93億5000万バーツ(約292億円)に上ったと記者会見で発表した。当初の目標100億バーツ(約312億円)より6.5%少ない額である。

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同社のビチエン社長は、席上、EBIDAの新たな目標として2020年までに250億バーツ(約782億円)を達成する計画を発表した。目標達成に向け、今年は120億バーツ(約375億円)を投資、今後数年にわたり毎年少なくとも50億バーツ(約156億円)を投資する計画だ。

2020年に達成する予定のEBIDA250億バーツ(約782億円)の内訳は、新規事業100億バーツ(約312億円)、既存の石油精製事業75億〜80億バーツ(約234億〜250億円)、石油マーケティング事業(ガソリン・スタンド100カ所の改修および70カ所の新規設立)40億バーツ(約125億円)、太陽光発電事業27億バーツ(約84億円)、バイオ燃料(エタノールおよびバイオ・ディーゼル)10億バーツ(約31億円)である。

今年、少なくとも50億バーツ(約156億円)を投資し、新規案件を2、3件まとめる意向だ。実現性を慎重に検討している日本での太陽光発電事業計画、エタノール生産所の買収が新規投資の対象である。日本での太陽光発電事業計画では、30〜50メガ・ワットの発電規模となる。

3か月以内に50〜80億バーツ(約156〜250億円)規模のバーツ建て社債を発行し、投資および運転資金を調達する。

第3四半期の早い段階までに太陽光発電事業を立ち上げ、その収益で石油精製事業の収益減少分を補う予定である。

2014年中に、目標EBIDA100億バーツ(約312億円)のうち、55%を石油精製事業から、20%を石油マーケティング事業から、22%を太陽光発電事業から、残り3%をバイオ燃料事業から得る計画である。(提供/Global News Asia・翻訳・編集:YK)

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