CRI online 2020年10月10日(土) 18時25分
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中国の通信機器大手・華為技術が9日、フランスの首都パリで、ラグランジュ研究開発センターの創設式典を行いました。写真はファーウェイの松山湖キャンパス。
中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ/Huawei)が9日、フランスの首都パリで、ラグランジュ研究開発センターの創設式典を行いました。これはファーウェイがフランスで創設した6カ所目の研究開発センターで、数学やコンピューティング分野を専門としています。
式典ではファーウェイ戦略研究院の院長を務める徐文偉取締役がビデオメッセージの形で式辞を述べ、「過去30年、数学は通信分野で大きな役割を果たしてきた。ファーウェイは多くの数学者と密接な協力を行いながら、イノベーションの分野で大きな成果を収めた」と振り返った後、「ラグランジュ研究開発センターは全世界の数学者にオープンなプラットフォームである。将来、ここから生まれる研究成果が通信業界の発展に寄与するだろう」と語りました。
ファーウェイ側の紹介によりますと、いま同センターには30名余りの研究者が集まっており、数学やコンピューティング分野の研究に携わっています。今後は独立基金会の創設をめざし、人工知能(AI)分野などのイノベーションを支援するということです。
2013年、ファーウェイはフランスで総額15億ユーロの投資計画を発足させ、これまで同国でチップ、数学、家庭用端末、美学、センサー、ソフトウェアなどを専門とする5つの研究開発センターを創設し、その研究成果は全世界で活用されています。(提供/CRI)
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