北京政府の大気汚染政策を批判した国営テレビ編集者、市長の逆鱗に触れ解雇―米紙

Record China    2014年2月27日(木) 22時27分

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26日、米誌によると、大気汚染に対する北京政府の無策を中国版ツイッター・微博で批判した中国中央テレビの編集者が解雇された。写真は北京の大気汚染。

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2014年2月26日、米紙ニューヨーク・タイムズによると、大気汚染に対する北京政府の無策を中国版ツイッター・微博で批判した中国中央テレビ(CCTV)の編集者が解雇された。

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中国各地の深刻な大気汚染はすでに1週間近く続いており、北京の空は刺激性の強いスモッグによって太陽が遮られている。こうした状況の中、市民は政府の無力さを責め、効果的な策を打ち出せない政府に対する怒りのマグマを蓄積している。

状況に耐えかねたCCTV経済チャンネルの編集者は先日、同局の公式微博上で「北京のスモッグを管理している人はいるのか」とつぶやき、数分後さらに「北京政府よ、盲目を装うな!自身の責任を負い、国を守ることに責任を持つべきであり、無知であってはならない!」と続けた。

この2つのつぶやきは幅広く転載され、各メディアなどでも取り上げられたが、ほどなく削除された。

CCTVの社員は「微博に投稿した編集者はすでに解雇され、CCTVは北京のスモッグの報道を禁止された。つぶやきが王安順(ワン・アンシュン)北京市長の逆鱗に触れたからだろう」と話している。(翻訳・編集/HA)

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