戦闘機エンジンを自国生産できない中国、兵器輸入が急増=インドも対抗―米華字紙

Record China    2014年2月28日(金) 7時10分

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24日、兵器の輸入国、輸出国としてプレゼンスを高める中国。対抗上、インドの兵器輸入額も急増しているという。写真はニューデリー。

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2014年2月24日、米華字紙・世界報は記事「インド、中国への恐怖から軍拡へ」を掲載した。

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24日、軍事専門メディアのIHSジェーンは兵器輸入国に関する報告書を発表した。輸入額の増加が目立つのが中国。2012年の15億ドル(約1540億円)から2013年には23億ドル(約2350億円)へと急増した。輸入額急増の要因は中国がまだ独自のエンジン生産技術を保有していないことにある。軍用機のエンジンはほとんどをロシアウクライナから輸入している。

また、中国は兵器輸出も盛んに行っている。パキスタン、スリランカ、バングラディシュといったインド周辺国への輸出が盛んで、インドの警戒心を高める結果となっている。

インドの兵器輸入額は60億ドル(約6140億円)弱、台湾の20億ドル(約2050億円)、インドネシアの17億ドル(約1740億円)、韓国の16億ドル(約1640億円)、オーストラリアの16億ドル(約1640億円)を大きく上回る結果となった。インドの輸入額が中国を大きく上回っているのは、独自開発を放棄したためだとIHSジェーンは指摘する。ロシアの潜水艦と艦艇、イスラエルの無人機など海外の兵器の輸入に積極的だ。今後もこの傾向は続くと見られ、2015年には輸入額は81億6000万ドル(約8350億円)に達する見通しだ。(翻訳・編集/KT)

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