2014年2月25日、新華網によると、中国広東省広州市で設置された中国版「赤ちゃんポスト」に23日、女の赤ちゃんの遺体が放置されていたことが分かった。

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広州市社会福利院によると、23日正午ごろ、1組の男女が同院の入り口に設置された「赤ちゃんポスト」に赤いごみ袋を置き、すぐにタクシーでその場を離れたという。警備員が袋の中を見たところ、女の赤ちゃんが入っていたため、すぐに警察に通報したが、赤ちゃんはすでに死亡していた。

警察は24日午後、赤ちゃんの父親とみられる33歳の男の身柄を確保した。男の供述によると、妻が22日に女の子を出産したが、先天的な奇形があり、重い病気を患っていることが判明した。高額な治療費を払えないため、妻の母親と相談。23日正午ごろ、出産した医院を退院後、夫妻はその足でタクシーに乗り「赤ちゃんポスト」に子供を放置したという。

広州市の「赤ちゃんポスト」は1月28日に設置されたが、その後2週間で79人が収容された。（翻訳・編集/AA）