Record China 2014年2月24日(月) 15時14分
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23日、多くの国で中国は「歴史の古い国」というイメージで捉えられている。インド人は中国人を幸福だと見ているが、米国人は中国人をあまり幸福とは見ていないなど、国によって中国に対するイメージが異なる。写真はニューヨーク。
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2014年2月23日、京華時報によると、中国外文局などが海外での調査結果をまとめた「中国の国家イメージに関する調査報告書2013」が発表された。多くの国で中国は「歴史の古い国」というイメージで捉えられており、「現代のグローバルな大国」というイメージを持たれている。
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調査は英国、米国、南アフリカ、インド、ロシア、ブラジル、中国の7カ国、3017人を対象に行われた。その結果、外国人の過半数が「中国人との交際を望む」と回答。61%が中国文化を理解したいとし、3分の1が中国語を学びたいと回答した。また、国際社会が中国の今後の成長について楽観的な見方をしていることも明らかになった。調査では約半数が中国は安定した発展を続け、世界最大の経済大国になるとみている。
しかし、中国にも問題はあるとみられている。貧富の格差(41%)、保守的な社会(33%)、社会不安(26%)などの問題があがったほか、4分の1が中国には危険性があると回答。15%が中国には国際間での責任があるとみているが、国際的な貢献が不十分(12%)という回答もある。
また、国別に見ると、インド人は中国人をよく理解しているが、ロシア人は中国への理解が低い。ブラジル人は中国人を理性や個性があり保守的だと見ており、南アフリカ人は中国人を独創的だと見ている。英国人は中国人を穏やかだと見ており、インド人は中国人を幸福だと見ているが、米国人は中国人をあまり幸福とは見ていないなど、国によって中国に対するイメージが異なる。
なお、英BBCが2013年5月に発表した国別のイメージに関する調査結果では、好感度の高い国はドイツが首位で、以下カナダ、英国、日本、フランス、欧州連合(EU)、米国、中国の順だった。一方、好感度の低い国はイランを筆頭に、パキスタン、北朝鮮、イスラエル、ロシアの順だった。(翻訳・編集/岡田)
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