第7陣となる在韓中国人民志願軍烈士の遺骨引き渡しセレモニー―中国メディア

人民網日本語版    2020年9月27日(日) 20時0分

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現地時間9月26日正午、第7陣となる在韓中国人民志願軍烈士遺骨納棺式が韓国仁川市の安置所で行われた。

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現地時間9月26日正午、第7陣となる在韓中国人民志願軍烈士遺骨納棺式が韓国仁川市の安置所で行われた。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

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中国退役軍人事務部の常正国副部長、同部褒揚紀念司の李桂広司長、在韓国中国大使館の王京国国防武官などの中国代表が納棺式に出席し、手短ながら厳かな雰囲気に包まれた追悼行事が行われた。

韓国国防部によると、2019年3月から12月かけて、韓国国内で中国人民志願軍烈士117人分の遺骨や遺品を発掘した。中韓の話し合いによりコンセンサスを築いており、納棺式終了後の翌27日午前10時に、韓国仁川国際空港で、中韓共同で第7陣在韓国中国人民志願軍烈士遺骨引き渡しセレモニーが行われた。

70年前の1950年10月19日、中国人民志願軍の若い戦士は母国を守るために、中国と朝鮮の国境となっている鴨緑江を渡り戦場に向かった。

抗米援朝(朝鮮戦争)で中国人民志願軍は、極めて苦しい戦いを強いられた。装備の差はあまりにも大きかった上、厳しい寒さと雪が積もる極めて厳しい天候下で、まともな戦闘服を着ることも適わず戦ったほか、十分な補給を得られなかったにもかかわらず、兵士らは敵に向かって突撃していった

上甘嶺から長津湖、松骨峰から龍源里まで、2年9カ月の死闘を繰り広げ、志願軍の将校、兵士は、驚天動地の奇跡を起こした。

朝鮮戦争における偉大な勝利は、新中国の威光を高め、新中国に平和な環境をもたらした。

しかしながらこの朝鮮戦争で、数多くの志願軍の兵士が異国の地で命を失った。

70年の間に世の中は大きく変化したものの、中国の国民は、異国の地で亡くなった兵士らを忘れたことは片時もない。母国の地に安らかに眠ってもらうために、志願軍烈士の遺骨を引き取る一連の行動に、中国の人々は感動を覚えている。

2014年から2019年までの6年の間に、志願軍烈士599人分の遺骨が韓国から中国に引き渡され、遼寧省瀋陽市の兵士墓地・抗美援朝烈士陵園に埋葬されてきた。そして今回、英雄烈士117人の遺骨が祖国へと引き渡される。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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