2014年2月23日、タイの英字紙バンコクポストによると、タイの携帯電話会社AISが民主党人民民主改革委員会（PDRC）の攻撃の標的になっている。

【その他の写真】

PDRCのリーダーであるステープ元副首相は、タクシン一族と関連のある企業に対して経済的な制裁を与えることを宣言。その標的のひとつとなったのがAIS。同社の携帯電話サービスの利用を止めるよう人々に呼びかけたところ、多くの人々がAISのショップに押しかけて、同社のSIMカードを返却した。

これに対し、AISの最高経営責任者であるウィチアン・メックトラカーンさんは「AISはタクシン一族とはなんの関係もない。会社は1万人を超える社員を抱えており、それぞれの社員には養わなくてはならない家族もいるということも考えてもらいたい」と訴えている。（提供/Global News Asia・翻訳/編集：小林ていじ）