「一時の衝動」でフロントガラスにコーヒーぶちまけた運転手、刑事拘留に―中国

Record China    2020年9月26日(土) 0時20分

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中国北京市で21日、道路を走行中の車のフロントガラスに、別車両の運転手がコーヒーをぶちまけるトラブルがあった。

中国北京市で21日午前、道路を走行中の車のフロントガラスに、別車両の運転手がコーヒーをぶちまけるトラブルがあった。中国紙・新聞晨報が23日付で伝えた。

警察の22日の発表によると、コーヒーをかけられたのは問題の運転手の車を追い抜こうとした白い車。21日午後にネットに映像が上げられ、同日夜に当事者2人に対する取り調べが行われた。2人の間には車線変更をめぐるトラブルがあったという。

双方に複数の交通違反が確認されたが、警察は相手車両にコーヒーをかけた黒い車を「視界をさえぎる行為で、交通安全に深刻な影響を及ぼした」と特に問題視。2人に行政処罰が科せられたことに加え、この運転手が刑事拘留処分となったことを説明した。

記事はネットで広まった映像について、後ろから回り込んできた黒い車が3回連続でブレーキを踏んだと指摘している。その後、黒い車の運転手が直筆したとされる「一時の衝動で飲み物を…」との謝罪文がネットに投稿されたことや、このトラブルをめぐってネット上には批判の声が続々と寄せられたことも紹介。その上で、「人々の怒りを引き起こしたのは間違いなく、黒い車の粗暴なふるまいだ」「視界を突然さえぎられた運転手の対応が遅れていたら深刻な事故になっていた可能性が極めて高い」と述べ、「このトラブルは多くの運転手に怒りに任せた運転への危険性を意識するよう促した。もし怒りをぶちまけてしまったら、より大きな面倒となって自分に跳ね返ってくるだけだ」などと訴えた。(翻訳・編集/野谷

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