Record China 2014年2月20日(木) 8時42分
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19日、中国紙・環球時報は、自民党の中谷元副幹事長へのインタビュー記事を掲載した。写真は靖国神社。
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2014年2月19日、中国紙・環球時報は、自民党の中谷元副幹事長へのインタビュー記事を掲載した。
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環球時報:事務室には論語の「徳は孤ならず、必ず隣あり」という言葉を掲げられているそうですが、隣国関係についてどのようにお考えですか。
中谷氏:1945年の戦争終結後、賠償に関しては、日中間の解決が最も早いものでした。中国側は「徳を以って怨みを返せ」の方式で紛争をいち早く停止しました。日本側は感謝の気持ちを持ち続けています。25年前、日中間の経済交流や政治的信頼はとても良好でした。しかし今日は悪化しています。原因はどこにあるのでしょうか?両国政府の問題に対する考え方に食い違いがあるからです。責任感という面において、両国の指導者はこの問題をどのように考えていくかについて、改めて確認する必要があると思います。
環球時報:安倍首相の靖国神社参拝についてどうお考えですか。
中谷氏:両国民の相互認識は深まっています。しかしながら、一部政治家の相互に刺激し合う言動が、関係改善を難しくしています。首相の靖国参拝もこうした行為の一つです。
強調しなければならないのは、小泉元首相や安倍首相の参拝は個人の信念に基づくものであって、日本が軍事大国を目指すとか、軍国主義の道に向かうことと同じではないということです。国民も承諾しないでしょう。アジアでの戦争に意義があると考える人は一人もいません。他国にもたらした巨大な災害について、忘れることはできないですし、忘れることもありません。
環球時報:2014年の日中関係に期待することは何ですか。
中谷氏:日中関係が好転しないのは良くないことです。必ず好転しなければなりません。両国は歴史問題や領土問題など多様な問題を抱えています。のどに刺さった骨を放置しておくわけにはいきません。やるべきことはたくさんあります。日中関係は切り離すことができません。一体となって努力しなければなりません。両国は良好な競争の中で発展していくべきです。両国のGDPはアジア全体の3分の2を占めています。東アジア史で最も輝かしい時期なのです。互恵関係は双方にプラスとなるでしょう。(翻訳・編集/NY)
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