一人っ子政策から一人っ子選択へ=規制緩和後も子どもが増えない中国―米メディア

Record China    2014年2月22日(土) 23時20分

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17日、米ブルームバーグは中国の一人っ子政策緩和について報じた。昨秋、中国は一人っ子政策の緩和方針を明らかにした。しかし政策が緩和されても子どもの数は大きく増えない可能性が高いという。資料写真。

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2014年2月17日、米ブルームバーグは中国の一人っ子政策緩和について報じた。18日、参考消息網が伝えた。

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昨秋、中国は一人っ子政策の緩和方針を明らかにした。しかし政策が緩和されても子どもの数は大きく増えない可能性が高いという。先日、あるポータルサイトが900人を対象に実施した調査によると、過半数が緩和後も2人目は生まないと回答した。子育てに必要なコストが高く、2人は難しいという考えだ。

上海市で保母として働く夏さん。6000元(約10万円)の月収のうち20%は12歳の娘のために費やす。生活費や学費に加え、サックスとバレーのお習いごとの費用も大きな負担だ。「ある時、テレビでサックス奏者を見て習いたいと言い出したんです。お金がかかるからあきらめてと頼んだのですが、結局は娘の言うとおりにしました」と夏さんは話す。

彼女のように子どもを溺愛する両親は中国には少なくない。教育コストが高騰する中、一人っ子政策の規制がなくとも、2人目の子どもを産めないと考えている人は多い。経済成長に伴い出生率が低下する。日本や韓国と同じ道を中国も歩むものとみられている。(翻訳・編集/KT)

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