アフリカにおける中国の評判は驚くほど永続的―仏メディア

Record China    2020年9月15日(火) 11時30分

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フランスの月刊誌、The Africa Report(電子版)は11日、「アフリカにおける中国の驚くほど永続的な評判」とする記事を掲載した。写真は中国からアフリカへの援助物資。

フランスの月刊誌、The Africa Report(電子版)は11日、「アフリカにおける中国の驚くほど永続的な評判」とする記事を掲載した。

中国紙・環球時報(電子版)が14日、その内容を要約して次のように伝えている。

権威ある世論調査機関のアフロバロメーターが5年前に、アフリカ大陸への中国の関与に関してアフリカの人々の意識調査を行って以来、アフリカのほとんどの国で、中国に対する肯定的な見方は、その当時の状況を維持しているかまたは上昇している。

アフロバロメーターが調査した18カ国全体で、アフリカにおける中国の経済的および政治的影響力について好意的な見方をしている人の割合は59%に上っている。これは特に現代においては尋常ではない数字だ。

この数字は、アフリカにおける中国の存在を非難する多くのアナリストがアフリカの民意を誤解していることを示している。(西側の)メディアやSNS上では「債務のわな」や移民労働者、新植民地主義、偽造品などをめぐる議論が絶えないが、多くのアフリカ諸国における中国の好感度は驚くほど永続的なものであることをデータが示している。

米国政府と対中タカ派が過去10年にわたり「債務のわな」を持ち出して中国を批判してきたことの有効性について、重要な教訓がある。研究は、そうした批判が全く機能していないことを示している。そうした人々は、新たな戦略を見つけなければならない。多くの人にとって課題となるのは、アフリカの人々が自国での中国の存在についてどのように感じているかを正確に理解できない可能性がある「埋め込まれた物語」に常に疑問を投げ掛けることだ。(翻訳・編集/柳川)

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