日本の道路が渋滞しないのはなぜか?―中国メディア

Record China    2014年2月18日(火) 7時3分

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17日、広州日報は、「日本は秩序によって渋滞を解決している」と題する記事を掲載した。写真は中国の渋滞。

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2014年2月17日、広州日報は、「日本は秩序によって渋滞を解決している」と題する記事を掲載した。

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旧正月に田舎に帰った多くの中国人がこう思ったことだろう。「こんなに田舎でも、渋滞しているのか!」。実は、渋滞は車が多いから起きるわけではない。車があることの便利さや誇らしさだけを感じ、相応の義務や責任を感じていないときに渋滞は起きる。渋滞は違反を取り締まるだけでは解決しない。路上の車と人が、ともにルールを守ることが必要なのだ。この方面では、日本は見習う価値がある。

日本のサラリーマンの第一の交通手段は電車や地下鉄だ。日本の地下鉄は「公平」が実現されている。上は社長から下は平社員まで、みんな地下鉄に乗る。外見からでは区別がつかない。全員がスーツを着て、かばんを持ち、新聞を読み、列に並んで乗車するからだ。日本の地下鉄では、地上から地下まで列に並んでいる光景をよく目にする。しかし、誰も列に割り込む者はいない。

大勢が地下鉄や電車を利用するため、日本の道路は渋滞が起きにくい。マイカーで通勤すれば、電車よりも早く会社に着くが、日本人はそれでも電車で通勤する。これは、教育と関係がある。日本人は小さいときから、土地や資源に限りがあり、無駄遣いしてはならないと教えられている。5人乗りの車に1人で乗れば、ガソリンや道路の空間、駐車スペースを浪費することになる。

日本では駐車違反を見ることはとても少ない。田舎で交通量の少ないところでも同じだ。日本人が車を買うときにまず考えるのは、買えるかどうかではなく、駐車場があるかどうかだ。また、日本人の列に並ぶ意識は、いたるところで目にすることができる。2011年の東日本大震災でガソリンが不足したとき、人びとは十数時間も並んで給油した。その間、誰も割り込むことなく、秩序が保たれていた。

日本でもときどき渋滞を見かけるが、ドライバーがイライラすることは少ない。どの車、どのドライバーも交通への参加意識が高く、道路の秩序は常に保たれている。中国がどのように改善していくかは、日本から答えを探せば難しくないだろう。(翻訳・編集/北田

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