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日中関係の「寒冬」から抜けることを期待する在日華人―中国メディア

Record China    2014年2月14日(金) 7時20分

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12日、午年が始まり、東京は数十年ぶりの大雪に見舞われた。雪が舞い降りる中、「文化中国・四海同春」アジア芸術団が東京入りした。

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2014年2月12日、午年が始まり、東京は数十年ぶりの大雪に見舞われた。雪が舞い降りる中、「文化中国・四海同春」アジア芸術団が東京入りした。人民日報海外版が伝えた。

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■寒冬に春の息吹

「『四海同春』の今回の公演は、多くの在日華僑・華人が心待ちにしていた」。在日本中国大使館の呂小慶(ルー・シャオチン)参事官は芸術団に、熱烈な歓迎と心からの感謝を述べた。「日中関係が緊張し複雑になった昨今は、非常に困難な時期といえる。芸術団の訪日は、在日同胞70万人以上にとって大きな慰めです」

東京・北千住のTHEATRE1010で9日に催された「四海同春」公演は拍手が鳴り止まず、地元華僑・華人を熱くする絶好の機会となった。「東京は昨日、数十年ぶりの大雪に見舞われたが、きょうの劇場は満員御礼となった。本当に得がたいこと」。全日本華僑華人連合会の顔安(イエン・アン)会長は感激の面持ちで、「祖国がこの時期に慰問してくれたことで、私たちは温かく感動している。偉大な祖国のさらなる発展を祝し、また中日関係が現在の冷たい状態から抜けだし、友好関係を回復することを望みます」と寄せた。

■同じ文化のルーツ

「良かった!素晴らしかった!みんな感動した!」。音楽教師の経験がある呉少煖(ウー・シャオヌワン)さんと夫の杜子威(ドゥ・ズーウェイ)さんは感激しながら公演を観た。二人は日本生まれ日本育ち。だが二胡、琵琶、武術など中国文化の要素を愛し、熟知している。劇場内で同胞に、共通点を感じたようだった。

「人生では多くの物事が無常だけれど、永遠に変わらない二つがある。故郷と両親。きょう、祖国の皆さんがあいさつを贈ってくださり、故郷の空気と温かさを感じました」。顔安氏の言葉のごとく、海外に住む同胞と故郷の間の有形無形の絆は、「四海同春」会場が埋め尽くされる大きな力となった。

「文化中国・四海同春」は中国文化を多様に表現し、世界各地の同胞と各国国民の、中国文化に対するさらなる理解を後押しした。今回、日中関係が敏感な時期に、「四海同春」アジア芸術団の東京慰問公演は、現地の同胞の心に暖流を与えた。「今回の祖国からのあいさつに、私たちは心が熱くなるのを感じた」。全日本華僑華人連合会の李国夫(リー・グゥオフー)副会長の感想が的を射ていた。(提供/人民網日本語版・翻訳/HT・編集/武藤)

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