Record China 2020年8月27日(木) 6時40分
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嵯峨美術大学が飲食店と協力して、新型コロナウイルス流行期間中の飲食時に手持ちマスクの使用を推進していることが、中国で話題となっている。写真は同商品をまねして中国ネットユーザーが自作した手持ちマスク。
2020年8月26日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「藍鯨財経記者工作平台」など複数のアカウントが、京都の嵯峨美術大学が飲食店と協力して新型コロナウイルス流行期間中の飲食時に手持ちマスクの使用を推進しているとするNHKの報道を伝えた。
同マスクは紙や不織布で作られたもので、口に当てるための持ち手が付いている。試作品を使用した男性は、「持ち手が付いているのでマスクが使いやすい上に、効果的に新型コロナウイルスの感染を予防することができる」と感想を述べた。
同マスクに対して中国のネットでは、そのアイデアを評価する声がある一方で、「溶接用のマスクと使い方が似ている。手持ちマスクを普及させたらいいとは思うけど、予防効果の方はどうなのかな?」「いい考えだとは思う。でも、本当に使いやすいかどうかは分からない。こんなスプーンのようのものが使えるのか?」「このマスクに意味があるのか?飛沫感染防止ボードの方が良くない?」などその効果に疑問を呈する声がいくつも上がった。
また、食事時に使用する手持ちマスクのテストの様子を収めた映像について「何だか笑える」「話すときは使って、食べる時は外す!謎めいた使い方だ」「左手に手持ちマスク、右手に箸を持って食事することが、食事の新たなマナーになったら何だかやるせないな」と手持ちマスクの使用自体にあまり共感していないコメントも見られた。(翻訳・編集/島野)
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