日本の世界遺産登録運動、韓国が繰り返し「反対」の論陣=「慰安婦の記録こそ登録を」―韓国紙

Record China    2014年2月8日(土) 12時38分

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7日、韓国・中央日報(中国語電子版)は、日本が明治期の産業革命遺産や海女(あま)文化の世界文化遺産登録を目指していることに対し、「日本にソフト外交で痛烈な一撃を食らわせた」と伝えた。資料写真。

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2014年2月7日、韓国・中央日報(中国語電子版)は、日本が明治期の産業革命遺産や海女(あま)文化の世界文化遺産登録を目指していることに対し、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領らがユネスコ(国連教育科学文化機関)関係者に繰り返し反対運動を展開したことについて「日本にソフト外交で痛烈な一撃を食らわせた」と伝えた。以下はその概要。

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ユネスコのイリナ・ボコバ事務局長がこのほど、韓国を訪問した。韓国政府関係者はこの機をつかみ、日本に「ソフト外交で痛烈な一撃」を食らわせた。

まずは趙允旋(チョ・ユンソン)女性家族相だ。旧日本軍の従軍慰安婦関連資料の世界文化遺産登録に向け、ボコバ事務局長に「戦時中は女性や子供も暴力の被害にあった」と訴えた。趙氏は「戦時中に虐殺されたアンネ・フランクの日記が登録されたのだから、慰安婦の記録も対象になるべきだ」と主張した。

続いて朴大統領がボコバ事務局長に対し、済州島の海女文化を紹介。「キムチ文化が登録されてうれしい。海女文化にも注目してほしい」とアピール。さらに尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が、日本が世界遺産登録を目指す「明治日本の産業革命遺産」について「韓国国民の悲惨な歴史が登録されるのは、世界遺産の精神に反する」と訴えた。(翻訳・編集/AA)

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