Record China 2007年5月26日(土) 9時3分
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2007年5月24日夜、アメリカ訪問中の呉儀国務院副総理は、中米間の貿易不均衡について触れ、今年のアメリカの輸出貿易相手国は日本を抜いて中国が第3位になるとの見通しを語った。
2007年5月24日夜、アメリカ訪問中の呉儀(ウー・イー)国務院副総理は、米中貿易委員会主催の歓迎レセプションに出席。
その席上で呉儀副総理は、中米貿易不均衡問題について中国政府も重視していると述べたうえで、中国政府はこれまでアメリカに対し、最大の誠意を払ってアメリカ産品の中国への輸出拡大の手助けをしてきたと強調。ここ数年来、中国から何度もバイヤー集団がアメリカへ渡り大量の商品を買い付けてきたとし、昨年呉儀副総理に同行した中国企業家代表団の買い付け総額は162億ドルだったと述べた。
今回、過去3週間に200以上の中国企業が、アメリカ24の州の25の都市でさまざまな形での貿易投資促進活動を行い、売買契約や投資協議成立件数は138件。その総額は326億ドルにのぼったと言う。
中国政府の努力により、2006年のアメリカの対中輸出総額は2001年に比べ190%の伸び率を示した。2001年にはアメリカにとって中国は第9位の輸出相手国だったが、2006年は第4位になり、今年は日本を抜いて中国が第3位の輸出相手国になるだろうと呉儀副総理は力強く語った。(翻訳・編集/本郷智子)
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