Record China 2007年5月25日(金) 23時18分
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2007年5月25日、中国教育部の定例記者会見で王旭明スポークスマンは、大学生の株取引は学生の本分から逸脱した行為であるとし、教育現場での適切な指導が必要だとの見解を示した。
2007年5月25日、中国教育部の定例記者会見の席上、教育部スポークスマンの王旭明(ワン・シュイミン)氏は、近頃話題になっている大学生の個人投資家について言及した。
王氏は、大学生の本分は勉学であり、彼らの貴重な時間とエネルギーは知識の習得や科学・思想・文化・道徳レベルの向上に費やすべきだと主張。これが将来の仕事に役立つ基礎になると語った。
同時に、株取引に手を出すことは、貴重な時間とエネルギーを無駄にするだけでなく、経済的な大損失を招く危険性があると強調。大学生のほとんどが親からの仕送りに頼って生活しているのに、株の売買に必要な資金までも親にせびって調達する大学生がいると指摘し、安定した収入のない一般学生が株式投資をするにはリスクが大きすぎると憂慮を示した。
王氏はさらに、大学生がもっと学習に専念するよう大学側や教師たちに指導してほしいという教育部の要求も語った。(翻訳・編集/本郷智子)
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