2014年1月30日、フランス南西部アングレームで始まった「アングレーム国際漫画祭」で、韓国政府や作家団体が、従軍慰安婦をテーマにした展示を行った。中新網が日本メディアの報道として伝えた。

【その他の写真】

鈴木庸一駐仏大使は29日、パリで記者会見し、「漫画を通じて相互理解を深める場。一国の政治的主張をそのまま伝えることは、趣旨に沿わない」との見解を主催者とアングレーム市に伝えたと発表。また、会場で日本の立場を説明するちらしを配布する方針だと述べていた。

菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、「韓国政府が主導する掲示が行われることで、相互理解や友好親善といったフェスティバルの趣旨が大きく損なわれることを強く懸念している。趣旨にそぐわない状況が発生していることは極めて残念だ」と述べた。

中国のネット上では韓国を支持する声が圧倒的だ。以下は代表的なコメント。

「中国も韓国に学べ」

「慰安婦像に、慰安婦漫画。韓国のこの徹底したやり方を中国も参考にすべきだ。各地の外交官に批判させて終わりなんて手ぬるいよ」

「中国の漫画家は何やってるんだ。彼らを見習え」

「反日活動における韓国の徹底ぶり、具体性、成果。すべて中国を上回ってるよ」

「韓国はもっと多くの賠償をねだってるんだろ」

「韓国は駆け引き上手だ」

「どれだけの謝罪や補償を受ければ満足できるのか。これは被害国が決めるものだ」

「日本はちらしを配って対抗するって、新年一発目の笑い話だ」（翻訳・編集/NY）