世界最大の民族大移動、旧正月の里帰りに変化―英紙

Record China    2014年1月31日(金) 11時26分

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29日、英紙フィナンシャルタイムズは記事「中国出稼ぎ農民、帰郷はよく考えて」を掲載した。中国の風物詩に変化が生まれている。旧正月の休みにも故郷に戻らない出稼ぎ農民が増えているという。写真は中国の帰省ラッシュ。

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2014年1月29日、英紙フィナンシャルタイムズは記事「中国出稼ぎ農民、帰郷はよく考えて」を掲載した。

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31日は旧正月。家族で過ごすために中国人は世界最大の民族大移動を繰り広げる。数億人もの中国人が列車で、飛行機で故郷へと向かう。出稼ぎ農民もその一部だ。中国全土2億4500万人もの出稼ぎ農民が帰郷の途に就く。

しかしこの風物詩に変化が生じている。故郷ではなく、出稼ぎ先の都市で旧正月を過ごす人々が増えているのだ。「故郷には何もないし、つまらないですから」とはある若き出稼ぎ農民の言葉だ。

また商慣行の変化も影響している。かつては旧正月休みといえば、お店もレストランもすべてが1週間以上休んだものだが、今では旧正月期間はかき入れ時となっている。仕事が休めない調理師や警備員たちは帰郷することはができない。ネットショッピング大手・京東商城は子どもを持つ社員に3000元(約5万500円)の補助金を出している。故郷に帰るのではなく、子どもたちに北京に来てもらうためだという。(翻訳・編集/KT)

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