米次期中国大使、中国の防空識別圏容認せず、中国に国際法順守促す―香港メディア

Record China    2014年1月29日(水) 14時47分

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28日、米国の次期駐中国大使に指名されたボーカス上院財政委員長は、上院外交委員会の指名公聴会に出席し、中国との貿易関係強化に取り組む姿勢を示した。また、東シナ海や南シナ海の領有権問題について、中国に国際法や規範の順守を求めた。写真は中国空軍の演習。

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2014年1月28日、米国の次期駐中国大使に指名されたボーカス上院財政委員長は、上院外交委員会の指名公聴会に出席し、中国との貿易関係強化に取り組む姿勢を示した。また、東シナ海や南シナ海の領有権問題について、中国に国際法や規範の順守を求めた。香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)のニュースサイトが29日付で伝えた。

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議会で承認を受けるための公聴会に出席したボーカス氏は、「中国は米国の重要なパートナーだ」とした上で、「両国は経済、政治、軍事など各方面で建設的な対話を進めなければならない」と強調した。

一方、中国が東シナ海に設定した防空識別圏については、「私が大使に承認されれば、中国には国際法に従うよう求め、当事者同士が圧力を掛けることなく問題を解決することを重視する」と容認しない姿勢を示した。

ボーカス氏は今後、議会の承認を経て中国へ赴任する。72歳のボーカス氏は、米中国交正常化以降で最年長の駐中国大使となる。(翻訳・編集/NY)

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