<ダボス会議>「現在の日中は一次大戦前の独仏」安倍首相の発言を英紙が歪曲か―スイス

Record China    2014年1月25日(土) 14時38分

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24日、フィナンシャル・タイムズ中国語版は安倍首相のダボス会議出席について取り上げた。安倍首相の発言を日中の武力衝突はありうると解釈した記事が英紙に掲載され、世界的な話題となった。写真は安倍首相の講演を報じるテレビ番組。

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2014年1月24日、フィナンシャル・タイムズ中国語版は安倍首相のダボス会議出席について取り上げた。

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話題になったのは安倍首相と各国記者団の質疑応答での発言だ。司会を務めるフィナンシャル・タイムズの外交主席コラムニストのギデオン・ラックマン氏が、日中の戦争勃発は考えられるかと質問したところ、安倍首相は一次大戦前の英仏のような状況だと回答。日本の首相が日中は戦争の間際にいると発言したと解釈された記事がフィナンシャル・タイムズに掲載され、世界的な話題となった。

もっともその場にいた同僚記者によると、安倍首相は一次大戦当時の英独は経済関係は緊密だったがそれでも戦争になったと指摘し警告しただけ。日中関係が当時の英独関係と似ているとの発言はなかったと話している。

たとえそうだったとしても安倍首相の発言は矛盾しているのではないか。日本は二度と戦争を起こさないといういう一方で、軍事衝突の可能性はありうるとはどういう意味だろうか?(翻訳・編集/KT)

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