Record China 2020年7月25日(土) 5時40分
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23日、韓国の広報活動をする誠信女子大学の徐敬徳教授が、世界のネットユーザーに「福島の放射能の危険」を知らせるための映像を公開した。
2020年7月23日、韓国の広報活動をする誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が、世界のネットユーザーに「福島の放射能の危険」を知らせるための映像を公開した。
徐教授は同日、YouTubeやインスタグラムに「世界の人たちが東京五輪の際に注意すべきこと」シリーズ映像の第1弾として4分ほどの英語の映像を掲載した。映像は「安倍晋三首相は2013年の福島原発事故について『制御できている』と宣言したが、7年たった現在も原子力発電所と周辺地域には放射能の危険がある」「福島の一部地域は国際勧告値より最大で1775倍高い放射線量であり、溶融核燃料の処理はいまだに明確な解決策を見出せていない」などと主張している。
この映像を公開した理由について徐教授は、「東京五輪の一部競技が福島で行われる上、選手村で提供される食事には福島産の食材が使用される」とした上で、「放射能問題を無視して東京五輪を福島再建のチャンスに利用しようとしている日本政府の企みを世界のネットユーザーに知らせたかった」と話している。
徐教授はニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなど世界20カ国の約60のメディアにもツイッターを通じてこの映像を送っている。
徐教授は今年3月、東京五輪競技場への旭日旗の持ち込みを阻止するため「旭日旗はナチス・ドイツのハーケンクロイツと同じ戦犯旗だ」と主張する英語の映像も公開している。(編集/堂本)
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