Record China 2020年7月22日(水) 20時0分
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春節シーズンに閉鎖された映画館が20日、新型コロナウイルスの感染リスクの低い地域で一部を再開。6月開催が延期となっていた第23回上海国際映画祭のチケットも空前の売れ行きを見せ、映画界が活気づいている。
今年1月末の春節シーズンに閉鎖された映画館が20日、新型コロナウイルスの感染リスクの低い地域で一部を再開。6月開催予定が延期となっていた第23回上海国際映画祭のチケットも空前の売れ行きを見せ、映画界が一躍活気づいている。
約180日ぶりの再開となった映画館だが、検温や個人情報の登録を義務付け、観客はソーシャルディスタンスを保つなどの形でスタート。映画情報サイト「猫眼電影」によると、20日に再開した83都市、計391館の興行収入は350万元(約5355万円)となった。
今後は全国で段階的に営業を再開する予定だが、北京市人民政府のホームページでは21日、市内の感染リスクの低い地域を対象に24日に映画館を再開すると発表。現在のところ、国内外の新作映画の上映スケジュールが未定ではあるものの、先の見えない長い閉鎖状態からやっと脱出できた形となる。
もともと6月13日~22日の日程で開催予定だった第23回上海国際映画祭は、7月25~8月2日に変更を決定。20日、出品作の上映チケットがオンライン発売されたが、10分で10万7800枚、30分で12万1100枚と飛ぶような売れ行きを見せた。新型コロナウイルス感染が発生して以来、これが初めての国際的かつ大規模な催しとなるため、開催中の安全対策についても各国から注目されている。(Mathilda)
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