Record China 2020年7月21日(火) 21時30分
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人民日報海外版は17日、今年3月に銀行ATMで別の利用者が忘れていった現金70万ウォンを猫ばばした疑いで在宅起訴された韓国京畿道富川市議会のイ・ドンヒョン議長について伝えた。資料写真。
中国・人民日報海外版のニュースサイトは17日、今年3月に銀行ATMで別の利用者が忘れていった現金70万ウォン(約6万2000円)を猫ばばした疑いで在宅起訴された韓国京畿道富川市議会のイ・ドンヒョン議長について伝えた。
韓国紙・中央日報の報道を引用して伝えたもので、それによると、与党「共に民主党」所属のイ・ドンヒョン氏は16日、議長を辞任する意向を表明した上で謝罪した。
イ・ドンヒョン議長は当初、警察の調べに対し、「当時は酒を飲んでいた」とし、「銀行のATMには行っていない」と説明していた。だが、銀行内の防犯カメラの映像を確認した後に容疑を認めたという。
韓国の法律では、他人の占有を離れたものを自分のものにすると、占有離脱物横領罪となる。しかし、銀行が管理しているATMから現金を持っていった場合は窃盗罪となり、犯した者は刑法で6年以下の懲役または1000万ウォン(約89万円)以下の罰金に処するとされている。
イ・ドンヒョン氏は11日、共に民主党に離党届を提出したが、富川市議会議員19人は15日、同氏の議員辞職を求める声明を連名で提出し、倫理特別委員会での懲戒処分を求めた。
イ・ドンヒョン氏は16日の声明で、議長を辞任するが議員の職にはとどまる意向を明らかにし、「市民に不快な思いをさせたことを心から謝罪する。深く反省し、責任をとり、議長辞任を決心した」とした。(翻訳・編集/柳川)
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