繁華街にナイフ男、警官「モップ」で応戦―四川省成都市

Record China    2007年5月26日(土) 10時58分

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2007年5月23日、四川省成都市内の最もにぎやかな繁華街で、男がナイフを振り回して逮捕された。駆けつけた警官が手にしていたのはなぜかモップ。

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2007年5月23日、四川省成都市内の最もにぎやかな繁華街で、男がナイフを振り回して逮捕された。男が切りつけたものは革靴。被害が人間に及ばなかったのは不幸中の幸いだったが、逮捕劇がコメディのワンシーンのようだった。

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男が革靴を切りつけたのは逮捕の数日前。靴売り場で長時間うろうろしていた男いきなりポケットからナイフを取り出し、靴を切りつけて逃げ去った。姿を見失った警備員は、今度来たら捕まえてやろうと風体や人相を記憶していた。***

23日午後、例の男がまたやってきた。警備員は即刻110通報した。到着した警官は男の様子が尋常でないことを見てとり、無線で応援を要請、その時だった。男が果物ナイフを振り回し始めた。「キャー!ナイフよ!」叫び声が繁華街に響く。あわてて店じまいする人も出た。

男の周りには遠巻きに人垣ができ、緊迫した雰囲気。そこへ警官が駆け寄った時になぜかどっと笑いが起きた。なぜなら警官が持っていた武器がモップだったからだ。しばらくにらみ合いが続いた後、駆けつけた応援部隊が防弾チョッキを警官に配布、安全を確保した上で、男に近づき腕をつかんで拘束、逮捕した。

男は供述がちぐはぐなため、精神鑑定のため病院へ送られたが、もしも異常がなければ刑事責任を追及されるという。(翻訳編集・WF)

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