中国人のねじ曲がった米国像、その背景は「米国を理想とし、祖国の発展願う」複雑な思い―元米国留学生

Record China    2014年1月22日(水) 8時10分

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21日、米国に7年間留学したある中国人は「米国の知人に比べると、中国では家族や友人と中国について議論することが難しい」と語っている。写真は米国。

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2014年1月21日、中国経済網は米ニューヨーク・タイムズの報道をもとに、米国に7年間留学した中国人の意見を紹介した。それによると、元米国留学生は「米国の知人に比べると、中国では家族や友人と中国について議論することが難しい」と語っている。

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同氏は、「米国では私の経歴と観点は説得力を持つが、中国では米国での経歴が原因で遠ざけられることがある。私の観点は中国では客観性がないと思われ、祖国を愛しておらず、盲目的に米国を崇拝していると受け取られるのだ」と話している。

さらに、「現在多くの中国人が海外に出ている中で、国内に残った者の中には、海外に出た人を疎ましく思う者も存在する。彼らに米国の良いところを伝えようとすれば機嫌を損ね、米国の問題を説明すれば疎遠になるなど、複雑な考えを持っている。彼らは米国が恵まれた環境にあり、福利厚生が行き届き、政治が透明な国であると想像している。米国を理想の国とする背景には、中国も同じように発展してほしいとの願いが込められている。同時に中国に対する批判にも過度に敏感な傾向がある」と語った。(翻訳・編集/内山)

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