Record China 2014年1月18日(土) 5時30分
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16日、中国紙は、捕鯨において日本人の融通の利かない頑固一徹な素顔が見えるとした上で、そうした特性は尖閣諸島問題でも顕著だと指摘した。
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2014年1月16日、中国青年報は、捕鯨をめぐり国際社会から批判を受けてきた日本が、1000頭を超える捕鯨計画を再開したことについて、捕鯨において融通の利かない日本人の頑固一徹な素顔を知ることができると指摘した。
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この捕鯨計画は1963年以降で最大規模のものだ。国際社会からの非難、グリーンピースなど環境保護団体からの抗議・反対はもはや定番となっている。17世紀に始まり、長い歴史を持つ捕鯨は、日本社会で認知されており、海外からの非難があっても簡単には変わらないのが現状となっている。
記事では、日本人には、欧米風の罪を反省する心と、中国風の弾力性や外部からの刺激に対する敏感さがともに欠けているとした上で、行動を起こす際には徹底的に行い、障害があってもあきらめない傾向があると指摘。戦争では命をかけて戦い、負ければ腹を切り、平和な時代でもサラリーマンは一生をかけて懸命に働く。商談で日本人の一辺倒な態度にいかんともしがたい思いをさせられることがしばしばあり、中国人の融通性は欧米ではうまくいくことがあっても、日本人には通用しないと指摘した。
日本人のこうした「頑固一徹」には優れた点も多いが、欠点も少なくない。本末転倒や木を見て森を見ずといった状態に陥りやすい。捕鯨に関しても、自分のことばかり優先させて海外での見方を軽視しており、そうした姿勢は尖閣諸島問題でも顕著だと記事は指摘する。日中の艦船や航空機が尖閣周辺で接近しても、日本は問題の存在すら認めない。そこには日本人の融通の利かない頑固さや、その背景にある優越感が現れていると、記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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