Record China 2014年1月16日(木) 16時15分
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16日、国際在線は「朴槿恵――この女性は手ごわい」と題する記事を掲載した。資料写真。
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2014年1月16日、国際在線は「朴槿恵(パク・クネ)――この女性は手ごわい」と題する記事を掲載した。以下はその概要。
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日本の野田前首相は先日、朴大統領の外交を「女学生の告げ口」と皮肉った。朴大統領がその性別を持ちだされて侮辱を受けるのはこれが初めてではない。ほかにも、日本の週刊誌から「おばさん外交」とやゆされたり、北朝鮮の国防委員会の報道官から「毒気を帯びたスカート」「無知な村婦」などと侮辱されたりしている。
性別が原因でたびたび侮辱を受けている朴大統領だが、いつもその性別を自身の仕事にうまく利用している。韓国には伝統的に男尊女卑の観念が根付いているが、初の女性大統領となったことで、韓国は国際社会に向けて男女平等への大きな一歩を踏み出したことをアピールすることに成功した。
また、朴大統領は東洋の女性特有の親和力で、外交の舞台での韓国のイメージを推し広めている。例をあげれば、国内外の重要な場面でたびたびチマチョゴリを着ることだ。ベトナムではファッションショーの舞台にも上がった。このように、自らの身をもって自国の文化を推し広められるのは、女性政治家の専売特許といえる。
朴大統領の「親和力外交」は言葉の才能によるところも大きい。中国を訪問した際には中国語であいさつしたことで中国国民の心をつかみ、米国を訪問した際には通訳を介さずオバマ大統領と散歩をしながら言葉を交わした。
専門家は、「朴大統領の政策の柔軟性は大きく、女性の特徴がよく表れている。そのため、米韓同盟を強化できるだけでなく、中国との関係構築にも成功した。性別で侮辱されたときも、卑屈にも傲慢にもなることなく受け流した」と指摘している。(翻訳・編集/北田)
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