Record China 2014年1月16日(木) 10時18分
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15日、中国外交部の洪磊報道官は、岸田文雄外相が「安倍内閣は歴代内閣の歴史認識を継承しており、河野・村山談話を否定したことはない」と述べたことを受け、「安倍内閣は両談話を隠れみのにし、侵略の歴史を故意に避けようとしている」と反論した。写真は洪報道官。
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2014年1月15日、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、岸田文雄外相が14日の記者会見で「安倍内閣は歴代内閣の歴史認識を継承しており、河野・村山談話を否定したことはない」と述べたことを受け、「安倍内閣は両談話を隠れみのにし、侵略の歴史を故意に避けようとしている」と反論した。中国新聞網が伝えた。
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記者:岸田文雄外相は14日の記者会見で、安倍首相の靖国神社参拝について、「関係する国がこれを政治問題、外交問題として解釈しないよう希望する」と詭弁を弄した。外相はまた、記者の「過去の戦争は侵略戦争という認識か」という質問を避け、「安倍内閣は歴代内閣の歴史認識を引き継いでおり、河野・村山談話を否定したことはない」と繰り返し述べた。この発言を中国政府はどう評価するか。
洪報道官:日本政府は軍国主義の侵略の歴史を故意に避け、安倍首相の靖国参拝が被害国の国民感情にもたらした深刻な傷みを無視している。河野・村山談話を隠れみのにしているが、安倍首相の参拝行為はそれ自体が政治、外交行動だ。安倍首相は、実際の行動で河野・村山談話の趣旨を否定した。日本側は歴史認識において言行が一致していない。こうした偽善的やり方では国際社会をだませない。中国は日本に対し、態度を直し、誤りを認め、やり方を変え、実際の行動で、アジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう厳しく促す。(翻訳・編集/NY)
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