日本人は本当に中国人と台湾人への対応に差をつけているのか? ネットで議論―台湾メディア

Record China    2021年1月20日(水) 12時20分

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台湾メディアの三立新聞によると、台湾の有名掲示板PTTでこのほど「日本人は本当に台湾人に対応を良くしているのか」との疑問が投稿され、反響を呼んだ。

台湾に親日家が多いのと同様、日本でも台湾に親しみを抱く人が少なくないが、台湾の有名掲示板PTTでこのほど「日本人は本当に台湾人に対応を良くしているのか」との疑問が投稿され、反響を呼んだ。台湾メディアの三立新聞が15日付で伝えた。

記事は、「中国人観光客があちこちでマナーに反する行動を行い、現地住民の反感を買っている。台湾人は海外旅行をする際、できるだけ中国(本土)人だと誤解されないようにしている」とした上で、ある台湾のユーザーがPTTに投稿した「台湾人は日本に行くたびに何とかして相手に自分は台湾人であるということをアピールし、中国人だと誤解されたくないと思っている。だが、台湾人だと分かったら、日本人の対応は良くなるのだろうか?みな同じアジア人の扱いではないのか?本当に対応が良くなるのか、それとも台湾人の思い込みなのか」との書き込みを取り上げた。

この投稿には多くの反響があったようで、台湾のネットユーザーからは「金髪や青い目でなければ、どこへ行っても基本、中国人として扱われるよ」「きちんとしていれば相手もきちんと対応してくれる。国籍は別問題」「(台湾人と分かったとしても)同じように外国人として扱われるさ」「実際、全く見分けつかないと思うよ。分かったとしても対応は同じ」「話し声を小さめにして、行動を上品にすればそれでいい」といった声が寄せられたという。

一方で、日本人の対応は確かに違うという意見も多く、「実際は確かに(対応が)違う」「日本人の台湾人に対する好感度は比較的高いからね」「待遇は変わらないけど、態度は変わる」「全然違うよ!観光業の人たちのほとんどは、台湾人と中国人を見分けられるから」「台湾人に良くしてくれるんじゃなくて、中国人を適当に扱うんだよ」「態度があからさまに違う。パスポートを取り出せば分かるよ」「経験から言って、本当に違う。でも前提条件として、こちら側がきちんとしていること」との声が上がったことも記事は伝えた。

先日、台湾の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)が日本人を対象に行った調査で、台湾に親しみを感じると答えた人の割合が78%に上った一方、言論NPOと中国国際出版集団が昨年11月に行った調査では、日本人の90%が中国に対する印象が「良くない」と回答、両者は対照的な結果となった。(翻訳・編集/北田

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