中国人民銀行の発表に株式市場影響なし―金融アナリスト

Record China    2007年5月22日(火) 14時21分

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2007年5月21日、先の中国人民銀行の突然の緊縮政策発表が中国株式市場に与える影響はたいしたものではないと、多くの金融アナリストが予想していることがわかった。

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2007年5月21日、今回の中国人民銀行の金利引き上げを含む3種の緊縮金融政策について、中国株式市場の今後の反応を専門家たちが予測した。

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それによると、今回の緊縮金融政策は短期的には株式市場に影響が出るかもしれないが、中・長期的に見れば大きな変化は見られず、中国株式市場は今後も安定した動きで推移するとの、楽観的な見方が有力。***

中国政法大学の劉(リュウ)教授は、1年もの定期預金の金利0.27ポイントは大きな上げ幅とは言えず、このことがただちに株式市場に流れる流動性資金の減少につながるとも思えないとしている。

また国内の証券会社の反応も同様で、預金準備率の引き上げは政府の金融政策の常套手段として定着しており、流動性資金に対する影響力も限界を迎えているという。人民元為替レートの1日変動幅制限も株式市場に直接の影響はもたらさないと予想。

専門家の多くは株式市場には独自の自浄作用があるとし、政府の干渉は意味をなさないと厳しい見方をしている。(翻訳/編集本郷智子)

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