Record China 2020年6月30日(火) 23時50分
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今年初めからネット上で批判を浴び続けている歌手で俳優のシャオ・ジャンについて、昨年のブレーク作品「陳情令」のチャン・カーラム監督が29日、SNSで思いをつづった投稿を行った。
今年初めからネット上で批判を浴び続けている歌手で俳優シャオ・ジャン(肖戦)について、昨年のブレーク作品「陳情令」のチャン・カーラム(陳家霖)監督が29日、SNSで思いをつづった投稿を行った。
日本でも人気を集める武侠ファンタジードラマ「陳情令」で、アジア中でブレークしたシャオ・ジャンだが、今年2月には同人小説のプラットフォーム「AO3」での投稿小説をめぐって熱狂的なファンが騒動を起こし、中国政府のネット検閲システム「防火長城」まで動かした「227事件」が勃発。また、過去のSNS投稿内容が問題になるなどトラブルが続出し、4月に新曲をリリースしたものの、本格的な復帰には至っていない。
29日、中国版「ゴールデンラズベリー賞」でシャオ・ジャンが「最も失望させた男優賞」に選ばれたことで、ネット上に嘲笑のコメントが多く上がる中、「陳情令」のチャン・カーラム監督が中国版ツイッターで、シャオ・ジャンについて書いたと思われる投稿を行った。
「2年前に撮ったある作品で、とても努力している新人俳優たちに出会った。中でも特に注意深く熱心な俳優がおり、現場では全員にあいさつを欠かさなかった」との文章で始まるこの投稿では、その俳優が炎天下でワイヤーにつるされた長時間の撮影にも耐えたこと、連日の徹夜でもともと目が充血していたところへ、散水車から出る水によって目が炎症を起こしたものの、泣き言を漏らさなかったエピソードを紹介。「君たちは彼を知っているのか?。僕より彼を理解しているか?」と、ネットユーザーに問いかける言葉で締めくくっている。
シャオ・ジャンへのエールと思われるこの投稿文には、「陳情令」およびシャオ・ジャンのファンから、感謝や感激を示すコメントが多く寄せられている。(Mathilda)
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