Record China 2020年6月30日(火) 10時50分
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中国版「ゴールデンラズベリー賞」の「金掃箒奨」が今年の受賞作品と受賞者を発表。映画「ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。」に主演したシャオ・ジャンが「最も失望させた男優賞」に選ばれた。
中国版「ゴールデンラズベリー賞」の「金掃箒奨」(Golden broom Award)が今年の受賞作品と受賞者を発表。映画「ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。」に主演したシャオ・ジャン(肖戦)が「最も失望させた男優賞」に選ばれた。
2010年にスタートして今年で11回目を迎え、すっかり世間に定着した「金掃箒奨」は、中国の映画情報誌「青年電影手册」をはじめ映画に関わるメディア18社が主催。2カ月にわたる一般からの投票結果を基に、映画評論家など約30人の映画関係者が選考を行っている。
今年の「最も失望させた映画」に選ばれたのは、「上海堡壘」「ジェイド・ダイナスティ」「下一任:前任」の3作品。中でも韓流人気グループEXOの華人メンバーだったルハン(鹿[日含])が主演の「上海堡壘」は、昨年夏に劇情公開された時、「最高の駄作」と逆に注目を浴びたが、「金掃箒奨」でも観客の意見をそのまま反映して受賞することとなった。
「最も失望させた男優賞」に選ばれたのは、「ジェイド・ダイナスティ」から歌手で俳優のシャオ・ジャン。昨年は武侠ファンタジードラマ「陳情令」で大ブレークしたシャオ・ジャンだが、同作はブレーク後の9月に劇場公開された同じく武侠ファンタジー作品となる。
「最も失望させた女優賞」に選ばれたのは、同じ「ジェイド・ダイナスティ」から歌手で女優のミギことモン・メイチー(孟美岐)。韓国のアイドルグループ・宇宙少女の華人メンバーで、このほど活動を終えた中国の期間限定グループ・火箭少女(Rocket Girls)メンバーとしても知られる。
「最も失望させた監督」には「上海堡壘」のトン・ホアタオ(滕華涛)、「ジェイド・ダイナスティ」のチン・シウトン(程小東)がそれぞれ選ばれ、今年はこの2作品が「金掃箒奨」を席巻した形となった。(Mathilda)
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