侍・井端監督「勝てて良かった」「どっちに勝敗が転んでもおかしくなかった」韓国との激闘制す 11-15 23:35
日本の3バックはかなり怪しかった。それでもインドネシアをスコアで圧倒できた理由。両国の決定的な差とは?【W杯アジア最終予選/コラム】 11-15 23:32
「悔しい思いをしてきた」菅原由勢が途中出場で“魂の一撃”! ゴールに込めた思いを明かす「今日だってスタメンに自分の名前がなかった時は...」【W杯最終予選】 11-15 23:32
ニアぶち抜き弾の菅原由勢「悔しさが原動力に」。インドネシアに4-0、日本代表はW杯最終予選4勝1分で無敗首位 11-15 23:28
侍・藤平が3者連続K斬り 10日チェコ戦から無双9者連続K SNS騒然「ダントツでヤバい」「今日の感想 藤平えぐい」 11-15 23:27
関東でなかなか入手できない「幻のドリンク」が【成城石井】に売ってます! 11-15 23:24
日本代表 4-0で快勝!完全アウェイもゴールラッシュ、日本代表史上最長を更新する26試合連続得点【W杯アジア最終予選】 11-15 23:20
「すごすぎ…」侍ジャパン・藤平尚真、韓国打線を3者連続三振斬り チェコ戦から驚異の全9者連続K! 11-15 23:19
Xinhua Silk Road:第6回中国フランス文化フォーラムで輝く中国東部泉州市 11-15 23:36
「階級がまるで違うじゃないか!」インドネシアを4発粉砕した森保ジャパンの“破壊力”に韓国メディアが絶句!「やはりアジア最強と目される」【W杯最終予選】 11-15 23:17

美しくも恐ろしいホラー描く、伊藤潤二漫画の人気の秘密とは?―中国メディア

人民網日本語版    2020年6月30日(火) 22時50分

拡大

中国の人気バラエティー番組でアイドルがダークでオカルトなゴシックメイクに真っ白なウェディングドレスといういで立ちで歌を披露した。

(1 / 3 枚)

中国の人気バラエティー番組「炙熱的我們(We Are Blazing)」でこのほど、女性アイドルグループ・Rocket Girls 101 のメンバー全員が、これまでのアイドルメイクからイメージを一新し、ダークでオカルトなゴシックメイクに真っ白なウェディングドレスといういで立ちで歌「怪美的(Ugly Beauty)」を披露した。なかでも楊超越(ヤン・チャオユエ)のメイクは、伊藤潤二のホラー漫画「富江」に酷似していると、ネット上で話題となっている。

その他の写真

日本のホラー作品が好きな人なら「伊藤潤二」の名前は聞いたことがあるだろう。また、伊藤潤二を知らなくても、川上富江というキャラクターは聞いたことがあるはずだ。

1963年に岐阜県で生まれたホラー漫画家の伊藤潤二が作り出す世界では、ごく普通の物やアイデア、エピソードなども、写実的な画風により、息が吹き込まれてリアルになる。そのため、伊藤潤二は世界中にファンを抱えている。「フランケンシュタイン」や「お化け人形」、「憂国のラスプーチン」、「顔泥棒」なども大ヒット作品だ。

代表作「富江」は、伊藤潤二が漫画界にデビューするきっかけとなった作品だ。1986年、伊藤潤二は投稿作「富江」で「月刊ハロウィン」の楳図かずお賞に佳作入選した。そして、同雑誌の翌年2月号に、「富江」の第1話が掲載され、漫画界デビューを果たした。

「富江」に登場する絶世の美貌を持った女子高生・川上富江は、ほとんどすべての人を虜にさせる魔性の女。会ったことがある人なら、老若男女問わず、誰もがその美しさに惹かれてしまう。男性たちが次々に彼女に夢中になるのに対して、富江は誰かのことを好きになることはなく、自分と付き合うことができても、心から愛されることはない男性を見て、快感を感じ、それを楽しんでいる。そして、愛された後に、憎まれて殺されるというパターンを繰り返すものの、体をバラバラに切断されても、細胞が1つでも残っていれば、何度でも生き返り、その外見も、内面も永遠に変わることはない。一方、富江の周囲の人は、常に変化し、貪欲の塊のような人もいれば、善良でピュアな人もいる。富江は、人の心の醜い部分を拡大しただけで、彼女が男性たちに精神的な苦しみを与えるのは、男性の醜い欲望に対する罰なのだ。

80年代末に誕生したこの漫画は今でも新たなファンを獲得し続けており、その人気に衰えは見えない。そして、何度にもわたり、映画化やアニメ化され続けている。日本だけでも、これまでに、「富江」を原作とした映画が9作品、アニメが1作品製作されてきた。昨年には、米国のストリーミングサービス「Quibi」がソニー・ピクチャーズ・テレビジョンやユニバーサル・シティ・スタジオなどと連携して、テレビドラマ化する計画と報じられた。

「富江」が大ヒットしているのは、単なるホラー漫画ではなく、人の欲望をうまく描き出した作品でもあるからだ。

伊藤潤二の作品の最大の魅力は、恐ろしさに身の毛もよだつような物語だけでなく、そこに人間性への深い洞察がある点だ。その作品は、人の心に潜む醜い部分を赤裸々に描き出しており、人間の悪や陰湿な一面、本能に端を欲した恐ろしい花を、妖艶に艶やかに咲かせている。

伊藤潤二は、シンプルな物事を通じて、大げさで恐ろしいストーリーを書き上げることに長け、それこそが彼の作品の真骨頂とも言える。そのため、その作品のほとんどは、現実の世界を描いているものの、そこで登場する現実の生活は、本当の世界とは異なる。彼が描き出す各シーンでは、思いもよらないハプニングが起きる。その作品を読む人が期待しているのは、まさにそのような予想もできないような展開で、それが、伊藤潤二の作品が多くの人の心を掴んでいる理由の一つでもある。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携