Record China 2014年1月13日(月) 14時34分
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12日、中国による『海南省が実施する「中華人民共和国漁業法」弁法』の施行について、ベトナム・フィリピンから非難の声が上がっている。資料写真。
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2014年1月12日、中国による『海南省が実施する「中華人民共和国漁業法」弁法』の施行について、ベトナム・フィリピンから非難の声が上がっている。参考消息が伝えた。
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ベトナム外務省の報道官は、「中国が外国漁船に進入の許可取得を求める海域は、ベトナムの海域を含んでおり、ベトナムの領土の完全性にとって脅威となる」と述べ、スプラトリー諸島やパラセル諸島の主権及び排他的経済水域を踏みにじる行為であり、誤った決定をただちに撤回するよう求めた。
また、フィリピン外務省も「緊張を激化させるもので、南シナ海の情勢を不必要に複雑化させ、地域の平和と安定を脅かすものだと」して、中国の決定を非難し、説明を求めた。フィリピンは、国連海洋法条約を始めとする国際法に違反していると主張している。
今回の南シナ海での操業規制強化について、米国務省は「挑発的なものであり、潜在的危険性をはらんでいる」と懸念を示している。
中国南シナ海研究院の呉士存(ウー・シーツン)院長は、「この規定は原則として中国が南シナ海上で主張する全ての海域を含むが、実際の取り締まりは海南省から近い西沙諸島海域に重点が置かれるだろう」と述べた。許可なく当該の海域に進入した漁船は処罰を受け、漁獲品を没収されることになる。
呉氏は、「ベトナムが当該海域への進入を後押ししている漁民が入ってこられないようにすることが目的。規定に違反すれば、その対価を支払うことになる。新しい規定は漁業の監督を強化するもので、米国の反応は過剰だ」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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