インド共和国記念日に安倍首相が参列、対中国を背景に蜜月進む日印関係―香港メディア

Record China    2014年1月13日(月) 23時28分

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12日、香港・中国評論通訊社は記事「安倍首相はなぜインドの賓客として迎えられるのか?」を掲載した。昨年の天皇陛下に続き、安倍首相のインド訪問が予定されている2014年の日印関係。その背景には中国がある。写真はインド大統領府。

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2014年1月12日、香港・中国評論通訊社は記事「安倍首相はなぜインドの賓客として迎えられるのか?」を掲載した。

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1月26日はインドの共和国記念日。1950年の憲法発布を祝う記念日でニューデリーでは大規模な式典とパレードが開かれる。この記念日にあわせ、安倍晋三首相がインドを訪問する。日本首相の参加は初となる。インド大手紙Dainik Jagranによると、インドを訪問した公明党山口那津男代表は、共和国記念日式典への日本首相の参加は日印関係強化を示すシグナルだと話している。

昨年11月末の天皇、皇后両陛下に続く安倍首相の訪問。この日印の蜜月は何を意味しているのか。インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは昨年12月に、日本は否定しているものの日本とインドの接近の背景に中国があることは間違いないと論評した。

中国の圧力にさらされているのは日本だけではない。中国はインド洋上の島国セーシェルに海軍基地を建設する計画があるとも伝えられている。インドを包囲するように拠点を整備する「真珠の首飾り」戦略の一環を担うものになるという。中国はインド洋での影響力についてインドと争う意志はないと再三否定しているが、インド側の懸念は解消していない。

こうした状況下で日印の接近は必然的とも言えるだろう。ただし注意すべきはインドは中国を警戒しつつも敵対視はしていないという点だ。米印関係、米中関係の緊密化と安定こそがインド外交の中核となっている。(翻訳・編集/KT)

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