動物園のトラ、タイ人飼育員を食い殺す―海南省三亜市

2007年5月20日、海南省三亜市の動物園、田独龍虎園で、ベンガルトラが飼育員を咬み殺すという悲惨な事故が起きた。被害に遭ったのはタイ人のトラ飼育チーム長、アランさん42歳。同僚の話によると、アランさんはトラ飼育のベテランで、このトラとは8年のつきあいだという。この日も普段どおり清掃をするために檻の中へ入って事故に遭った。

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同園によると、アランさんと同様にタイから来たトラの飼育員が20人以上いるという。今後は安全管理を強化し、事故のないよう徹底すると話していた。***

レコードチャイナのカメラマンが事故の翌日、動物園を取材したところ、トラはまだ惨劇の血痕が残る檻にいた。人の足音を聞くたびに、トラはじろりと獲物を狙うような鋭い視線を向けていた。（翻訳編集・WF）