CRI online 2020年6月13日(土) 0時35分
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新型コロナウイルスが人々に、そして社会にもたらしたのは、肺炎だけではありません。ウイルスに感染していなくても、こんな5つの「症状」にかかっていませんか。セルフチェックしてみましょう。1.コロナ目 なんでもかんでも新型コロナウイルスと結びつけてしまう症状です。どこを見ても危険ばか...
新型コロナウイルスが人々に、そして社会にもたらしたのは、肺炎だけではありません。ウイルスに感染していなくても、こんな5つの「症状」にかかっていませんか。セルフチェックしてみましょう。
1.コロナ目
なんでもかんでも新型コロナウイルスと結びつけてしまう症状です。どこを見ても危険ばかりを感じてしまいます。たとえば5G通信の基地局、実験室の漏えい等々。厄介なのは、これらが反証の不可能な事柄ばかりであることです。そのため、この症状の患者たちは自分の都合の良いように解釈して、勝手に「危険」と見なすのです。一旦、この「コロナ目」にかかってしまうと、どんな希望にも影が差して見えてきます。
他人を見かけると怖がり出す症状です。いつだって他人のことを感染者だと思い込みます。感染予防のためには注意するに越したことはありませんが、この症状の危険なところは、「身内に感染者がいるかもしれない」という可能性には気づかないという点です。それに、自分自身だって感染しているかもしれません。広い範囲での検査を実施することだけが、この問題の解決方法です。
まだ存在しない「特効薬」の魅力にとりつかれる症状です。この症状の患者が求める「新型肺炎の特効薬」なる商品は、マダガスカルの民間療法薬とされる飲料に、検査をパスしていない薬品まで様々です。さらには、「トイレの洗剤が効く」などというデマまで飛び交う始末。残念ながら、これらは当てになりません。薬の開発は研究者の皆さんに任せましょう。
すべてを他人のせいにしてしまう症状です。感染症の流行は火災のようなもので、火を消すために努力する人もいますが、解決のために何の努力もしないばかりか他人を指差して出火の原因を押し付けようとする人もいます。危機が去った後ならば、反省し教訓を得る時間は十分にあります。今は誰かを標的とする指を下げて、事態収拾のために手を動かすべきです。
世界の終わりが来ることを心配し続ける症状です。心配の原因は、新型コロナウイルスや気候変動など。ですが、数々の苦難が教えてくれたのは、われわれは都市、国、地域の間で協力して危機に対応していくべきだということです。世界が直面する課題は少なくありません。それらは、目を逸らしても消えはしません。ですが、科学の力と協力によって危機は乗り越えられるものなのだと、多くの国や地域で証明されています。個人主義に走って科学を無視していては、さらなる災難を招いてしまいます。共に努力し、利己心を捨て、科学を信じることで、完全な勝利は訪れます。(提供/CRI)
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