Record China 2020年6月13日(土) 23時0分
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華字メディア・日本新華僑報網は10日、新型コロナウイルスの流行により日本でマスクのポイ捨てが頻発する中、マスク専用のごみ袋が登場したと伝えた。
記事はまず、「日本を訪れた外国人観光客はほぼ例外なく日本の街が清潔であることに衝撃を受ける」とし、街中にごみ箱は見当たらず、自治体が定めた細かいルールを皆が守ってごみ出しをしていることを説明した。
一方で、「最近は新型コロナウイルス流行に伴い、ときどき街中に白い『怪獣』――マスクの姿を目にするようになった」と指摘。「誰かがうっかりなくしたか、あるいは落としたこのマスクは本人に拾われることなく、見かけた人は誰のものか分からないという状況でより(コロナ感染を)懸念する」とし、「こうした状況が続けば、この小さな白い『怪獣』が日本社会の清潔でエコな環境を変えてしまうかもしれない」とした。
その上で、大阪府富田林市で貿易会社を経営する岩村博文さん(61)がこのほど開発したマスク専用のごみ袋「マスクポイポイ」を紹介。岩村さんの会社が飛行機や新幹線などに備えられるエチケット袋の原材料を中国に輸出していたこと、路上に捨てられたマスクを目にした岩村さんが「自社の原材料と取引先の技術で何とかできないか」と開発を決意したこと、同製品はマスクを入れた後にテープで密閉でき、そのまま可燃ごみとして処理できることなどを伝えた。
記事は、「小さなごみ袋は決して目を引くものではないが環境や健康、生活を守るという重責を担っている」と指摘。岩村さんについて「社会に現れた問題に関心を寄せ、自らその責任を負うことによって、新型コロナウイルスに打ち勝つ力を人々にもたらした」と評した。(翻訳・編集/北田)
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