袁隆平チーム、アルカリ性土壌に「海水稲」を栽培

CRI online    2020年6月9日(火) 16時5分

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8日、海抜2800メートルに位置する青海省西モンゴル族チベット族自治州ゴルムド市河西農場では4日間にわたる田植えを経て、海水稲のテスト栽培が行われました。面積は1.87ヘクタールに及びます。これは海抜の高い青海チベット高原における初の海水稲の栽培です。 青島海水稲研究発展センタ...

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 8日、海抜2800メートルに位置する青海省西モンゴル族チベット族自治州ゴルムド市河西農場では4日間にわたる田植えを経て、海水稲のテスト栽培が行われました。面積は1.87ヘクタールに及びます。これは海抜の高い青海チベット高原における初の海水稲の栽培です。

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 青島海水稲研究発展センター・アルカリ土壌品種改良技術処の呉占勇処長は、「チャイダム盆地における海水稲栽培の長所を十分に生かし、寒さと乾燥に強い品種を選んでいる。これはゴルムド市と青海チベット高原地区農業の構造調整のカギとなる」と述べました。

 海水稲はアルカリ土壌に強い品種として、水害、病虫害、強風に強い特徴を持っています。

 このプロジェクトは中国の「ハイブリッド米の父」と呼ばれる農学者・袁隆平氏が率いて、東部の山東省3つの都市を含む地域で約4000ヘクタールの水稲を栽培するものです。陝西省、青海省、新疆ウイグル自治区、内蒙古自治区、黒竜江省、浙江省などの各地にある拠点7カ所で約2666ヘクタールにわたって水稲栽培が行われています。(提供/CRI

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