韓国の新人パイロット、コロナ不況で解雇、代行運転で生計立てる―中国メディア

Record China    2020年6月10日(水) 10時20分

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韓国のイースター航空では従業員への給与が4カ月連続で支払われず、昨年入社したパイロット80人が解雇された。解雇された新人パイロットの中には、代行運転で生計を立てる人もいるという。写真は仁川国際空港。

中国紙・環球時報(電子版)は9日、韓国JTBCテレビの7日付報道を引用し、「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響が、韓国の航空各社、特に格安航空会社(LCC)の経営を直撃している」とした上で、「イースター航空では従業員への給与が4カ月連続で支払われず、昨年入社したパイロット80人が解雇された。解雇された新人パイロットの中には、代行運転で生計を立てる人もいるという」と伝えている。

JTBCテレビによると、新人パイロットは解雇されたが、ベテランパイロットの待遇も良くはない。今年3月から給与が支払われず、「今は建設現場に行って、セメントの運搬や廃棄物処理などの肉体労働をするしかない。配達員をしている同僚もいる」との声が上がっているという。

環球時報はまた、韓国紙・朝鮮日報の経済専門ニュースサイト、朝鮮ビズ(Chosunbiz)の以前の報道を引用し、「大韓航空アシアナ航空チェジュ航空などのパイロットの多くが現在、無給休暇または交代勤務の状態にあるという」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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