「中国製地図ソフト使うな」、ベトナム政府が領有問題で通達―米華字メディア

Record China    2013年12月31日(火) 15時35分

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24日、ベトナム政府は中学校で中国製地図ソフトウェアの使用を中止するよう通達を出した。写真はパラセル諸島。

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2013年12月26日、米華字メディア・多維新聞によると、ベトナム政府は24日、中学校で7年生向けに配布している中国製地図ソフトウェアの使用を中止するよう通達を出した。地図は中国政府が主張している国境に従って作成されており、パラセル諸島やスプラトリー諸島はいずれも中国領となっている。

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ベトナムメディアによると、ベトナムでは全ての中学校で「地球探索者」という名称の地図ソフトがインストールされた端末を地理の授業に使用している。このソフトはベトナムのある企業が中国から買い付けたもので、その中の世界地図が「九段線」と呼ばれる中国政府の主張する9本の境界線に従って南シナ海が区分けされており、パラセル諸島とスプラトリー諸島が中国の領土として扱われている。

中国はこれまでにも同諸島を自国領としてデザインした切手を発行し、ベトナム税関は9月に中国の切手に対する検査を強化するよう通達を出し、中国に抗議するとともに切手を回収するよう求めた。この際にはベトナム郵政省も中国に強く抗議し、切手の即時廃棄を求めている。(翻訳・編集/岡田)

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