噂の「裸体詩人」、詩を屋台でタタキ売り―北京市

Record China    2007年5月20日(日) 11時48分

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2007年5月19日、北京市の798アーチスト村で、全裸で朗読する詩人として有名な蘇非舒さんが、自作の詩を店先に並べて「タタキ売り」始めた。

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2007年5月19日、北京市の798アーチスト村で、全裸で朗読する詩人として有名な蘇非舒(ス・フェイシュウ)さんが自作の詩を屋台よろしく叩き売り始めた。「詩を売るよ〜!1斤100元だよ〜!」つまりキロあたり3000円で量り売りをするというのだ。まるでバナナでも売るような勢い、なかばやけくそとも思える行為に出たそのワケは?

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最近、詩を読む人が少なくなってしまったと蘇さんは嘆く。アーティストの中で一番貧しさに耐えているのが詩人たち、もう一度詩の良さを見直してほしくて、まずは振り向いてもらうことを考えたという。初日、客の反応は上々で、夕方までに10kg約3万円を売り上げた。

蘇さんの書く詩は3年ほど前に田舎で暮らした時の風景や生活をつづったもの。一年をかけて書いた長編詩もあり、重さにしてすでに1トンは書き終えているという。作品すべてを売り切るまでがんばると意気込む。この日、蘇さんの詩を買った客はアーチスト村の住人たちや物珍しさで集まった外国人観光客がほとんどだった。さて、詩の人気回復に一役買うことができるだろうか?(翻訳編集・WF)

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